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妊娠5ヶ月になるとお腹のふくらみがわかる人もいて、つわりが治まり活動的になる人が多いです。
初めて妊娠した人は、数ヶ月前の自分と今の自分の変化に困惑していることでしょう。また妊婦さん以外では、初めて妊娠した人が身近に出来たパパや家族、職場の同僚などは変化の絶えない妊婦さんにどう接すればいいのか、戸惑う場合もあります。
今回は妊娠中期にまつわる様々な疑問を持つ人向けに、答えられる限り答えました。妊娠5ヶ月にまつわる、もやもや解消に役立ちます!
妊娠5ヶ月目ママのよくある疑問点や悩み
まず先輩ママ達の妊娠5ヵ月目の時期の悩みや疑問を紹介します。
あなたの悩みに近い疑問・不安もあるはず!
妊娠5ヶ月なのに食べつわりで体重が10kg近く増加していた。体重管理の仕方がわからない。
つわりが落ち着いたのでお出かけしたいが、何をしたらダメなのか知っておきたい。
戌の日参りは必要ですか?
むくみがひどい。
外出時や体重管理の注意点を気にして、イライラする。
腹帯は着けなきゃダメ?
胎動はどんな感じ?
上の子が抱っこをせがむ。どこまでなら大丈夫?
気になる妊娠5ヶ月の症状とアドバイス
妊娠16〜19週目は妊娠5ヶ月に当たります。
妊娠中期に入り、安定期と呼ばれる時期です。
安定期とは胎盤が完成し流産の危険性が低くなったということですが、絶対安定ではありませんので油断せず足元に気をつけた歩行と体重管理を続けましょう。
体の調子の良い人はマタニティビクスやヨガ、マタニティスイミングにトライしても良いでしょう。それ以外に20〜30分程度のウォーキングから始めても良いですね。
また、早い人で妊娠16〜18週目で胎動を感じる妊婦さんがいます。赤ちゃんにママやパパの声が聴こえるようになるのでお腹の赤ちゃんに話しかけてみましょう。最初からうまくいきませんが、お腹をさすったり軽くトントンとしてあげたりすると、ポコンポコンと胎動で会話が出来る可能性もあります。もちろん胎動を感じない人は焦らずに。安静にしている時に感じやすいです。
さらに、乳首から黄色いカスのような分泌物が出る人が出てきます。これは母乳を出す準備をしているので心配いりません。とはいえ気になると思うので、コットンにベビーオイルやオリーブオイル、馬油などを含ませ乳首に当てた後ラップをして30分待ちます。その後綿棒で優しく取るかシャワーで洗い流すと取れやすいです。乳首は傷付きやすいので爪を立てたりこすったりしないでくださいね。
そして、超音波検査で赤ちゃんの全身が映るのは18.19週目頃までです。赤ちゃんの性別がわかる人も増えてくる頃です。そろそろ妊婦用のタイツやレギンス、マタニティガードルを用意しても良いでしょう。
左から
「マタニティ レギンス」
妊娠5ヶ月目ママが注意したいこと
黄体ホルモンの影響でぼんやりしがちです。記憶力や集中力のいる作業はなるべく減らしましょう。
人によっては一時的に視力が落ちやすくなったりドライアイに悩まされたりすることもあります。
安定期とはいえ無理は禁物なので、1時間に一回は休憩を取ったり姿勢を変えるなどしてください。
また自覚症状がないですが子宮頸管(けいかん)無力症と、細菌性膣(ちつ)症にも気をつけてください。
子宮頸管無力症
まだお産時期ではないのに前触れなく子宮口が開く病気です。
細菌性膣症
切迫早産・切迫流産の原因になるもので、膣内常在菌の乳酸菌がなくなる状態。
これを読む妊婦さんは問題ないと思いますが、妊婦健診に必ず行くことで早期発見につながりますので必ず行きましょう。
妊娠5ヶ月目ママの疑問にお答えします!
Q.妊娠5ヶ月なのに食べつわりで体重が10kg近く増加していた。体重管理の仕方がわからない。
食べづわりは致し方ありません。
体重計に毎日決まった時間に乗ることもおすすめします。
Q.つわりが落ち着いたのでお出かけしたいが、何をしたらダメなのか知っておきたい。
1時間に1回姿勢を変えたりトイレに行ったりできて、何か万一体調急変があっても帰れる範囲にし、スケジュールに余裕のある移動の仕方をするお出かけであれば良いでしょう。
お腹が張って下腹部が重くなれば即休憩、当日の体調次第では中止する、
母子手帳と保険証と産院の診察券は持参で外出をしましょう!
実際は「楽しくて気分が乗ってつい動き過ぎたら後で具合が悪くなった」り「お腹の張りで苦しんだ」りして周りにも心配をかけたなどの声が聞かれます。特に、妊婦の旅行は思いの外負担がかかるものだと覚えておいてください。
海外旅行保険で万一妊娠・出産・早産・流産があっても適用外の保険会社がほとんどです。夏の妊娠5ヶ月、冬の妊娠5ヶ月のお出かけや遠出はそれぞれの季節に合わせて熱中症対策、転倒や防寒対策を取りましょう。よく旅行は自己責任と言われます。何かあっても主治医のようにすぐに現地の医者が対応できるわけではないということです。
もちろん、きちんと準備をした上で遠出などをするなら問題ないでしょう。また人ごみの多い場所へどうしても行くときは感染症予防はきちんとしましょう。
Q.戌の日参りは必要ですか?
必要というわけではありません。妊娠5ヶ月になると、お産が軽いと言われる犬にちなんで、大きくなってきたお腹周りに腹帯を巻いて犬の日に安産祈願をする「帯祝い」の慣習が日本にあります。
「はらおび」または「ふくたい」と読みます。時期的に大きくなってきたお腹を支えるだけでなく、腰を安定させて腰痛を和らげたり、冷えを予防したりすることができます。腹帯を巻く事は古くからある日本独自の習慣でお腹の子供が大きくなりすぎのを防止する目的もあったと言われています。
予定が合わずなかなか参拝に行けない人は腹帯をするだけでも良いですし、戌の日参りで家族の記念撮影のチャンスにするのも良いですね。
Q.むくみがひどい。
むくみはしんどいでしょう…
急激な体重変化があったのなら、それが原因かもしれません。まずは塩分を控える食事を意識しましょう。濃い味付けの食事を避ける、カロリーオフや減塩の調味料に切り替えて外食を控える、加工食品や市販品からの食事を減らすなどしてみてください。またむくみを減らしてくれるカリウムを多く含むバナナを筆頭に、明日葉、ほうれん草、パセリ、モロヘイヤ、納豆などもおすすめです。
Q.外出時や体重管理の注意点を気にしてイライラ。
それらの注意点が主治医から言われたことであれば、あれこれ考えず従った方が良いでしょう。
もし、本やネット、友人などから言われてストレスになっているなら、イライラは本末転倒ですので、少し気分転換に家でリラックスできることを見つけましょう。ママの気分を赤ちゃんは感じ取っているものです。変化の絶えない妊婦さんはイライラしやすいので難しいでしょうが、自分の気持ちに素直になって気持ちを癒してあげてください。
Q.腹帯は着けなきゃダメ?
着けなきゃダメなものではありません。妊娠中に着けないで出産した人もいます。ただ、実際につけた妊婦さんたちは、着けると腰やお腹が楽になったという意見が多いのも本当です。
お腹が大きくて動きにくい人や恥骨が痛い人、腰痛持ちの人であれば検討してみるくらいで良いでしょう。
Q.胎動はどんな感じ?
人によって表現は様々なので例を挙げると「魚が泳いでいる感じ」「最初は腸内活動が活発なのかと勘違いした」「下腹部で泡が弾けるような感じ」などです。安静にしていた時や入浴中に気付いたという人が多いです。
Q.上の子が抱っこをせがむ。どこまでなら大丈夫?
上の子をたくさん抱っこしたからといつまで流産するわけではありませんので、今のうちに抱っこしておくのが良いでしょう。
おわかりのように上の子は愛情が欲しいのです。ただ、お腹が張るなどがあれば、座って膝の上に乗せたり「特別だよ〜」など声かけをしたり、工夫をして上の子を抱きしめてあげてください。それでも、立って抱っこをどうしてもせがむなら少しずつ説得することになるでしょう。
妊娠5ヶ月目ママの不安を解消! まとめ
徐々に妊娠生活に慣れてくる頃の妊娠5ヶ月。
つわりが和らぎ活動的になる人や胎動が楽しみな人、お腹の大きさにびっくりする人などいます。
性別がわかるまで毎回の妊婦健診でドキドキする人もいます。体を労わりつつ、パパと一緒に赤ちゃんに話しかけると精神的にも前向きになってきます。楽しんで過ごしてくださいね。

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