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赤ちゃんの発育が進み、育児の次のステップ「離乳食」を考える時期はあっという間に来ます。
毎日のことだから離乳食の食器を揃え、柔らかくて栄養のあるものを与えたいですね。
今回は離乳食の食材、スタート時期、進め方、下ごしらえ方法、時短を助ける宅配食材サービスについて紹介します。
これで楽に安心して離乳食を始められます!
そもそも離乳食とはどんな食事なの?
母乳やミルクから栄養摂取してきた赤ちゃんが、形のある食べ物を嚙み潰し必要な栄養の多くを母乳やミルク以外から摂る食事練習のことです。
離乳食が及ぼす赤ちゃんへの様々な影響について
何故母乳やミルクから栄養を摂っていたのに食事を変えていく必要があるのか?
離乳食にはどんな影響があるの?
離乳食が果たす大きな役割を6つ挙げると分かります。
それは「固形物を食べる練習」
「成長するための栄養摂取」
「食べ物の味と香りの体験を積むこと」
「食事の楽しさを知ること」
「噛む力をつけていく練習」
「食文化の伝承」です。
ひとつずつ見ていきましょう。
「固形物を食べる練習」
固形物を食べられることは、体の発達に従って丈夫な歯が生えてくるために必要です。
「成長するための栄養摂取」
ずっと母乳やミルクからの栄養摂取をしていると、発達しようとする体が求める栄養が不足していきます。
「食べ物の味と香りの体験を積むこと」
味には甘み・苦味・塩味・旨味・酸味・辛味など様々あり、成長に伴い味の経験を積んでいきます。
赤ちゃん期は、舌にある味の信号を感知する細胞が最も多いと言われるので、離乳食を通して素材本来の味と香りを経験し、豊かな味覚と嗅覚を育てましょう。
これが今後の体作りと健康に直結します。
「食事の楽しさを知ること」
食事の楽しさを知ることは、単なる栄養摂取のみならず、心の満足度を高め、家族との食卓を通じて人と一緒に食事をしてコミュニケーションを図れる社会性を育てることに繋がります。
「噛む力をつけていく練習」
離乳食により噛む力を育むことは、顎の成長を促し脳の発達も促します。
「食文化の伝承」
最後に、食文化の伝承は、先人達が会得してきた最適な食文化と気候風土に合った料理を子どもに伝えることです。
各国・民族により様々な食事風景がありますが、とりわけ日本の和食文化は、世界的に見て健康的と注目されています。
食文化の伝承も大切ですが、病気の少ない健やかな体の維持の面から見ても、離乳食の中に和食を取り入れたいものです。
赤ちゃんの離乳食いつからスタートすればいい?
生後5ヶ月、6ヶ月頃からスタートしましょう!
生後5.6ヶ月頃の赤ちゃん
パパママの食べるものに関心を示し、食べたそうに口を動かしたりよだれを垂らしたりすることが出てきます。
この月齢になると消化吸収能力がついてきます。
7ヶ月頃の赤ちゃん
お腹の中にいた頃に蓄えていた栄養分が底をつき始めます。
その前に遅くとも6ヶ月頃には食事練習をスタートさせましょう。
何を?どうやって?どのくらいの量?与える時間と注意点
何を?どうやって?どのくらいの量?
まずは米の10倍がゆ(米と水が1:10の量のお粥)をすり潰したものから始めます。
赤ちゃん用スプーンで1さじ程度の量を与えます。
赤ちゃんが嫌がらない場合はじゃがいも、さつまいもといったイモ類、オートミール、うどんなどをとろとろのポタージュにして追加します。
1週間様子を見た後、2週目からはビタミン・ミネラルの食べ物を、3週目からはたんぱく質の食べ物を追加します。
1ヶ月経つ頃には合計10さじ位まで増やすのが目安です。
与える時間は?
赤ちゃんがご機嫌で、かつ、ママが余裕を持てる時間が一番です。
しかし万が一、食後に具合が悪くなったとしても病院の診療時間内であれば安心である点から、午前中に授乳時間の1回分を離乳食に代えるのが良いです。
離乳食の注意点は?
赤ちゃんの姿勢と食べさせ方です。
ややリクライニングした姿勢ならば、赤ちゃんの舌に乗せて舌を動かした後、喉の方に食べ物が動いていきます。
ママの腕で赤ちゃんの背中を支えながら抱っこ食べをさせましょう。
離乳食の食べさせ方は?
スプーンにほんの少し盛り付けて下唇にちょんと乗せ、口が開くのを待ちます。
赤ちゃんが自力で舌の上に取り込むのを待ちます。スプーンを口に押し込まないでくださいね。
特に注意する点は、初めて食べる物は必ずほんの1さじから始めること!皮膚やうんち、赤ちゃんの呼吸に変化がなければ徐々に量を増やしていきましょう!
離乳食の初期に与えても良い食材は?
大きく分けて炭水化物、たんぱく質、ビタミン・ミネラルの3種類です。
炭水化物を多く含む食材
米、オートミール、じゃがいも、さつまいも、乾うどん、ゆでうどん、そうめん、ひやむぎ、食パン、ロールパン
たんぱく質を多く含む食材
豆腐、きな粉、水煮大豆、枝豆、グリーンピース、そら豆、ひよこ豆水煮、ヒラメ、カレイ、タラ、鯛、しらす干し、ちりめんじゃこ、卵の黄身、うずらの卵の黄身、麩、卵の白身、うずらの卵の白身、プレーンヨーグルト
ビタミン・ミネラル
人参、大根、かぶ、トウモロコシ、トマト、かぼちゃ、きゅうり、ほうれん草、小松菜、白菜、キャベツ、レタス、春菊、水菜、ちんげん菜、豆苗、ベビーリーフ、ブロッコリー、カリフラワー、玉葱、りんご、梨、桃、柿、メロン、スイカ、苺、みかん、オレンジ、ゼラチン、バナナ、ナス(離乳食スタート1ヶ月経過後〜ok)
太字は赤ちゃんが食物アレルギーを起こす可能性のある食材です。
初めて与える時は必ず少量ずつ与えて様子を見ます。
離乳食スタート1ヶ月間の下準備
めん類やイモ類、根菜や葉物の野菜、豆腐や白身魚は、柔らかく茹でたり加熱したりした後、すり潰し、湯や茹で汁でポタージュ状にのばします。
スタートから1ヶ月経過後の下準備
最初の1ヶ月の下準備より少しだけ粗めにすり潰します。
離乳食で先輩ママが困ってきたこと、乗り越え方を紹介!
食物アレルギーが心配で離乳食スタートを遅らせる先輩ママが多いです。
しかし、原因になりやすい食材を与える時期を遅らせることはアレルギー予防になりません。
新生児の頃から保湿剤を塗ることで、アトピー性皮膚炎の発症が約3割抑えられる研究結果があります。
食物アレルギーの発症原因は食べ物よりも皮膚をケアすることです。
また、先輩ワーキングママたちは離乳食の用意に困ってきました。
市販のベビーフードや、宅配食材サービスで離乳食メニューに対応したコースを利用するなど工夫して乗り越えてきています。
なお、評判が良い宅配食材サービスはヨシケイです。
オススメは「すまいるごはん」の「プチママ」コース!
大人の食材を取り分けて、5.6ヶ月〜1歳半頃までの離乳食に対応できるコースです。レシピも載っていてかなりおすすめです。
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