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一般的に妊娠時に35歳以上となる初産婦のことを高年初産婦といいます。
ここでは35歳以上の初めて妊娠をしたママと支えるパパにしっかりと高年出産についての正確な知識と注意点を知ってもらい、母子ともに健康な妊娠生活、そして出産を迎えられるようにしていきましょう!
そもそも高年出産とは何なの?
まず高年出産は医学用語ではありません!
35歳以上の妊娠・出産をする初産婦のことを指す言葉として定着しています。
35歳以上は、24歳から34歳までと比べると妊娠・出産のリスクが高くなり注意が必要となるため区切りられています。
ですがこれは当たり前のことで、20歳と40歳でどちらが肉体的に健康で体力があるかといえば、若い20歳の方が、健康で体力もあるのが多いですよね。
同じように人によって違いがあるのは当然で、高年出産に区分されたのであれば20歳、24歳での妊娠時より気を使い、注意していけば良いのです。
50歳でも健康で安産な方もいますし、20歳で難産となる方もいます。
高年出産となると染色体異常や流産の確率もあがると言われていますが、あくまで確率です。
しかし数字として出ている以上、リスクがあがることは間違いありません。
知識を付け、妊娠中の生活や習慣を改善していくのは母としてすべき準備と理解しましょう!
高年出産によくある疑問を解決する!
つわりは重くなりがち?
つわりの症状に年齢は関係ありません。
個人差があるつわりですので全ての妊婦さんに効く万能薬も存在しません。
胎嚢や心拍の確認が遅くなる?
妊娠確定とされる胎嚢や心音の確認ですが、高年出産が理由で遅れることもありません。
流産の危険は高まる?
高齢になるにつれ卵子の質も低下するのは事実ですが、初期流産は全妊娠の15%以下と低い数字ではなく誰にでも起こり得ることです。
だからこそ妊娠初期より出来ることはしっかりと行うべきです。
早産のリスクは?
はっきりとした関連性はわかっていません
。年齢によって持病を持つこともあり、合併症による早産は考えられます。
妊婦健診をしっかり受け医師の指示に従うようにしましょう。
帝王切開になるケースが多い?
高年出産ですと妊娠高血圧症など合併症を引き起こすことが増えるため、帝王切開になる確率は上がります。
また分娩時間が長くなることもあります。
ですが、全ての高年出産の妊婦さんがそうなるわけではないので過度の心配は無用です。
妊娠期に健康に気を使い体力をつけていきましょう。
子宮口が開きにくかったり、陣痛がつきにくい?
年齢により筋肉の衰えや脂肪がつくことにより産道が固くなり、子宮口が開きにくかったり、陣痛が弱い傾向はあります。
ですがこれも個人差ある話です。
産後の体重や体形が戻りづらい?
年齢は関係ありません!体重管理を妊娠期よりしっかりを実施していきましょう。
高年出産で気になる先天異常の可能性について
高年出産となるママパパの一番の疑問であり、心配事はお腹の赤ちゃんの先天異常でしょう。
結論から申し上げると、赤ちゃんに先天的な染色体異常が現れる可能性は確かに年齢とともに上がります。
加齢により卵子の質も低下することで赤ちゃんの染色体に影響を及ぼすことになるからです。
先天異常で頻度の高いダウン症候群ですと、全妊婦の平均で1000人に1人と言われています。
これが35歳になると、約300人に1人。40歳で約80人に1人。
と、確率はあがります。
とはいえ、35歳での赤ちゃんの299人はダウン症候群ではないとも言えます。
産まれてくる子供に健康であって欲しいというのはパパママに願いだと思います。
先天異常だけでなく高年出産のリスクを過度に心配するのではなく、しっかりと現実を見据え妊娠中に軽減できるような生活を心がけ、リラックスすることが大切です。
もし、エコー検査、超音波検査などで医師より疑いがあるような話があったり、先天異常についてしっかりと事前に知りたいというのであれば出生前診断という検査を受けることは出来ます。
ですが出生前診断を受ける際には、夫婦でどのような結果だ出ても受け止める準備と覚悟が必要です。
費用や受診可能時期も決まっていますので、受ける受けない関わらずこちらもしっかりと勉強しておきましょう。
高年出産についてまとめ
高年出産となると、確かに先天異常のリスクが高まったり、高血圧症候群、子宮筋腫、卵巣嚢腫などの可能性も高まります。
ですが妊娠・出産関係なく、若い時より加齢を重ねてからの方が疾病リスクが高まるのは普通の話です。
現実に迷うことなく、妊娠中の食事の見直し、体重管理、妊娠中のNG行動の徹底、葉酸サプリの摂取、適度な運動、リラックスした生活など、パパママの協力でお腹の赤ちゃんが健康に育つように愛情持って、妊娠期間を楽しむことが一番です。
戌の日の安産祈願に向かうのも良いかもしれませんね。戌は安産ですからあやかろうというわけです
ママパパが健康的に妊娠期間を過ごせば元気な赤ちゃんと対面できるはずです!
その為にも学ぶべきことは学び、実行すべきことは実行していきましょう。
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