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妊娠検査薬でのドキドキの陽性反応から、新米パパママは定期的に産院などに妊婦健診を受けに通うことになります。
妊婦健診はママとお腹の赤ちゃんの健康と妊娠経過を見るために大変重要です。
妊婦健診の助成制度があるのもその重要性が認められているからです。
ここでは妊婦健診ではどんなことを検査するのか?どんな準備が必要なのか?など。
妊婦健診について詳しく紹介していきます。
妊婦健診の上手な受け方を知ろう!
妊婦健診は赤ちゃんの順調な成長を確認するために超音波検査を行います。
また浮腫検査とよばれるむくみの確認などもあり、服装もある程度気にして準備しましょう。
妊婦健診時のおすすめ服装
ローヒールの靴
靴底がフラットだと歩きづらい場合もあるので3cmくらいまでのヒールがおすすめ。
上下に分かれた服
特に妊娠中期以降は必須。腹囲測定は超音波検査で受診しやすくなります。
ストッキングやタイツではなく靴下
冷え防止になり、内診で下着を脱ぎやすいです。
Aラインのトップスとパンツ
パンツ派のママにはおしりが隠れる丈のトップスがおすすめ。
妊婦検診時の持ち物
健康保険証と母子健康手帳
健診には保険が適用されませんが、トラブル時には適用されます。
必ずセットで準備しましょう。
母子健康手帳は初診時にはないので、妊娠確定後に妊娠届を提出し受け取りましょう。
妊婦健診の助成票
各自治体により内容が若干違いますが、14回分の助成票や補助票が貰えます。
回数券のように毎回必要事項を記入し受付時に提出しましょう。
筆記用具や手帳
質問のメモや医師の説明を記録する用として。
基礎体温表
1カ月以上を記録として準備出来る場合は初診時には役立ちます。
財布
初診時や血液検査などいつもより検査項目は多い検診時は助成をうけても5千円から1万円ほどかかることもあります。
念のため財布には1万円は入れておくと慌てることはほぼないでしょう。
母子手帳ケース
上記持ち物に加え、エコー写真、診察券など全てひとまとめに出来るケースはやはり便利です。
母子健康手帳は大きさの違いがあるので、サイズに合ったお気に入りのケースを見つければ、妊婦健診も出産後の子どもの通院など楽しく便利になりますのでおすすめです!
妊婦健診の主な検査項目を知ろう!
妊娠は初期、中期、後期と大きく分けることができ、妊婦健診の頻度も検査項目も時期により変化していきます。
妊娠2ヵ月から3ヵ月までの期間は1~2週間に1回。
妊娠4ヵ月から6ヵ月までの期間は4週間に1回。
妊娠7ヵ月から9ヵ月までの期間は2~3週間に1回。
妊娠10ヵ月目は毎週1回。
といった頻度が目安となります。
妊婦健診の項目その1 尿検査
初診では妊娠反応を確認し、その後は尿糖や尿たんぱくを確認します。
診察前には甘いものを取りすぎないように!
採尿は最初の尿は捨て、途中の尿を取るように。
尿たんぱくや尿糖が出ると腎臓の働きが低下していると考えられます。
指摘があった場合はしっかりと休養を取り、塩分を控えた食事を心がけましょう。
妊婦健診の項目その2 血圧測定
初診時の血圧の数値が基準となります。
妊娠高血圧症行群の早期発見が主な目的です。
血圧の測定計は待合室にある場合が多く高めの数値が出てしまうことも多いです。
リラックスして測るようしましょう。
妊婦健診の項目その3 体重測定
妊娠時の体重推移は非常に大切です。安
産には体重増加が適正である必要があり、急激な増減は妊娠高血圧症行群や妊娠糖尿病などを合併するリスクも増えるので要注意です。
計測時は薄手の服装で測定しましょう。
また体重の増減については妊娠前の体重によって目安が異なります。
BMIが18.5以下ならやせ形。
BMIが18.5以上25.0未満なら標準形。
BMIが25.0以上なら肥満形。
妊娠中の体重増加の適正量は約5KG
やせ形なら9~12kg。標準型で7~12kgを目安と覚えておきましょう。
※BMIの算出方法
妊娠前の体重kg÷(身長m×身長m)=BMI
計算例 身長152cm 体重45kg
45÷(1.52×1.52)= 45÷2.3104 =約19.48
BMIは約19.48となり標準形。
妊婦健診の項目その4 超音波検査
いわゆるエコー検査です。
初診では正常妊娠かどうか判断し、その後は赤ちゃんの成長を確認していきます。
平面的な2D、立体静止画の3D、立体動画の4Dと種類があり、妊娠初期は経腟プローブ、妊娠中期以降は経腹プローブとなります。
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妊婦健診の項目その5 問診
妊婦健診の最後は問診です。
赤ちゃんの状態や今後の妊娠生活の注意事項などを医師から説明があります。
初診では出産予定日がわからないケースや、妊娠の確定と言われないこともあります。
妊娠9週から11週頃に判明するのでその場合は時間をおいて受診しましょう。
妊婦健診の際には、医師との問診時以外にも助産師にアドバイスを受けることもできます。
事前に聞いておきたいことを整理しておき遠慮なく聞いてください。
医師に聞きづらいことは助産師に積極的に聞いていきましょう。
必要に応じて受ける5つの妊婦健診項目
上記5つの診察項目に加え、妊娠経過や症状に応じて診察する項目あります。
それぞれ確認していきましょう。
その1 内診
主に妊娠初期に医師が膣に指や器具をいれ、子宮や卵巣の状態を確認する診察です。
深呼吸してリラックスして、ゆっくりと口から息を吐くようにしましょう。
その2 浮腫検査
浮腫とはむくみのことで、足のすねを押して確認していきます。
むくみがあると妊娠高血圧症候群の前兆かもしれません。
むくみやすい方は午前の健診にしましょう。
その3 腹囲測定
妊娠4ヵ月以降に腹部の最も出ている個所の周囲を測定します。
赤ちゃんの大きさや羊水の量を調べています。
その4 子宮底長測定
こちらも赤ちゃんの大きさ、羊水の量を調べる検査で妊娠5ヵ月以降に行います。
仰向けの状態で恥骨から子宮の一番上までを測定します。
その5 血液検査
妊娠初期、中期、後期で最低3回は実施します。
母体の健康状態を確認するためで早期発見が大切なので妊娠初期は特に様々な検査を行います。
また血液検査がある妊婦健診時は助成を受けても少々高額な検診費となります。
1万円ほどは準備しておきましょう。
妊娠初期の主な血液検査内容
・血液型検査
・貧血検査
・梅毒血清反応検査
・HBs抗原検査
・HCV抗体検査
・HIV抗体検査
・風疹抗体価検査
・トキソプラズマ抗体検査
・HTLV-1検査
・不規則抗体検査
などなど、項目を覚える必要はありませんが血液検査の結果によって注意しないといけない症状は覚えておきましょう。
妊娠性貧血
妊娠糖尿病
妊娠高血圧症候群
上記3つを指摘されてしまったら医師の指示を守り、改善するように努力しましょう。
妊婦健診の基礎を知ったら、続いては上記3つの妊娠トラブルについて学んでいきましょう!
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