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安産祈願に、お宮参り。赤ちゃん行事の主役である赤ちゃん本人は、その時のことは覚えていません。
だからこそ、パパママや親しい方でしっかりと後々の思い出づくりを演出したいものですね。
妊娠5ヶ月の戌の日に行う安産祈願。
生後1か月に無事に生まれた感謝と今後の健康と幸福を祈るお宮参り。
子どもの成長と健康を祈る七五三。
など、節目節目にパパママは祈りを込めて行事に臨みます。
当日の様子や準備した綺麗な衣装。様々な暖かい想いがこもっていますよね。
パパママだけの思い出にせず、赤ちゃんが成長してから写真やビデオを一緒に見る機会ができれば、その時の気持ちや様子を話してあげましょう!
たくさんの人に祝福されているんだと実感してくれるはずです。
今回はそんな赤ちゃん行事の場所である神社について!地域別に評判も良く、先輩ママの満足度も高い神社を紹介していきます!
各都道府県別に3か所ほど。数が多いので、まずは北海道と東北地方から紹介。
赤ちゃん行事にオススメな「北海道」の神社紹介
北海道のオススメ神社その1 西野神社( 札幌市)
明治18年西野を開拓した5戸の移住民たちに祀られたことから始まります。
開運厄除け・縁結び・安産・海上安全の神である豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)と、豊玉姫命の子であり、縁結び・安産・子育ての神である鵜草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)が祀られています。
豊玉姫命は鵜草葺不合命の出産時に大変安産だったエピソードがあります。
もう一柱祀られているのは譽田別命(ホンダワケノミコト)で、母が安産の神とされる神功皇后です。
譽田別命は子育ての神とされています。
特徴的なのは、境内にある親子の犬の像です。
子宝祈願は中央の親犬を、安産祈願は生まれてくる子どもの干支の犬を、健康祈願は自分の干支の犬を撫でるとご利益があるとされています。
安産祈願は神社公式サイトから申し込みます。安産祈願後は『安産狛犬』を頂くことができるので、出産まで神棚などにお供えして安産を祈願します。
無事出産後は赤ちゃんの生年月日と氏名を記入して、初宮詣での際に神社に納めると、狛犬を御神前に祀って末永く赤ちゃんの成長を守って下さるそうです。
希望があれば狛犬はそのまま持っていても構いません。
北海道のオススメ神社その2 浦幌神社 (十勝郡)
乳神神社が合祀されています。
この乳神神社は不思議なエピソードがあります。
大正の中頃、浦幌町の山奥にあった1本のナラの大木の幹には、女性の乳房に似たコブが2つ付いていました。
ある日老婆がこの木に「孫のため、母親に乳を授けて下さい。」と一心に祈願したところ、願いが叶えられたことから乳神信仰が始まりました。
その後、災害などにより御神木は倒れてしまいましたが、倒れた御神木のそばから再び新しいナラの芽が吹き出し、みるみるうちに成長し始めました。
当時の人は乳神様のお子様(二代様)として竹垣で囲ってお祀りし、乳神様のお子様の力強い生命の誕生にあやかろうと、子宝・安産の信仰が広まっていったそうです。
1代目の乳房の右のコブは残っており祀られています。
乳授け・子宝・安産・病気平癒(婦人病や様々な病)・縁結びの神様として北海道内外から参拝されています。
母性の神様ですね。ご祈祷は電話予約が必要です。
子授け祈願、安産祈願、初宮参り、病気平癒祈願は5,000円、10,000円(特別祈願)からです。
北海道のオススメ神社その3 札幌諏訪神社(札幌市)
建御名方之命(タケミナカタノミコト)と坂刀賣之命(ヤサカトメノミコト)の夫婦二柱が祀られています。
二十二柱子どもをもうけたことから、縁結び・夫婦円満・子授け・安産の神として広く信仰されています。
近年、安産祈願をした人は安産祈願用の絵馬も奉納することが増えています。
ここは子宝祈願で訪れる人も多く、ネットやブログ記事で「妊活中にお参りしたら子宝が授かった」という声が広まり、北海道以外からも参拝客が訪れています。
その流れで安産祈願も増えているかもしれませんね。御利益がありそうな最近のエピソードです。
赤ちゃん行事にオススメな「青森県」の神社紹介
青森県のオススメ神社その1 櫛引八幡宮(八戸市)
八幡様は応神天皇で、母は神功皇后です。
神功皇后は、夫の仲哀天皇が朝鮮半島遠征の前に亡くなった後、妊娠中だったにも関わらず夫の代わりに軍を率いて勝利し、応神天皇を安産で出産したとされています。
そこから神功皇后と応神天皇は安産や勝負・武運の神様として知られ、全国で八幡様をお祀りする神社が多くなっています。
中でも櫛引八幡宮は、国宝や重要文化財も多く保管され古くから由緒正しい神社として信仰を集めています。
安産祈願すると、櫛引八幡宮の母子お守りと那波多布お守りを頂けます。腹帯を持参するとご祈祷の時にお清めしてもらえます。
青森県のオススメ神社その2 廣田神社(青森市)
2011年1月に江原啓之さんがBS朝日の番組で廣田神社を紹介しました。
安産と子授けに御神徳がある二十三夜大神が鎮座しており、安産祈願で地元でも名が知られています。
ご祈祷は毎日受け付けていますが、電話予約をお勧めします。
初穂料は1万円〜で、出来ればのし袋には”初穂料”もしくは”玉串料”と書いておきましょう。
腹帯を持参するとお祓いをしてもらえます。
廣田神社の御朱印が記された、安産御守護の特別に奉製されたさらしの腹帯もあります。
安産祈願した人は、赤ちゃん誕生後に命名証を持参すると無料で御朱印を押印して書いてもらえます。また、廣田神社宮司謹書の特別命名色紙もあります。
青森県のオススメ神社その3 出雲大社弘前分院(弘前市)
出雲大社弘前分院のHPはコチラ
※写真は出雲大社のもの
島根県の出雲大社の分院です。
祭神は大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)で、国造りの神、縁結びの神として知られている神様です。
この世の様々な縁を結び発展させる力を持つことから、福の神様として安産祈願もお願いできますね。
島根県に足を運ばずとも知名度の高い出雲大社でご祈祷が受けられます。ご祈祷料は5,000円からです。
赤ちゃん行事にオススメな「岩手県」の神社紹介
岩手県のオススメ神社その1 巻堀神社(盛岡市)
1459年に創立とされる神社で、古くからある金精(きんせい)信仰から来ています。
金精信仰とは男根の形をした御神体を祀り、豊穣や生産を表すことから子宝、安産、縁結び、下半身の病に御利益があるとされています。
東北地方から関東地方にかけて金精信仰のあとが残っておりますが、巻堀神社は特に有名です。
境内には男性と女性を表す岩の造形物もあり、パワースポットとしても名を知られています。
岩手県のオススメ神社その2 遠野郷八幡宮(遠野市)
由緒ははっきりしませんが、1189年の藤原氏追討に功のあった阿曽沼氏が氏神である八幡宮を崇敬したことから始まったとされています。
その後は東北の有力者南部一族からも保護され長く信仰を集め続けました。
昭和26年に出雲大社から御分霊を受けました。
八幡とつく神社は八幡様を祀っており、八幡様とは誉田別尊(ホンダワケノミコト)で、文武の神・勝負事の神とされる応神天皇のことです。
母の神功皇后は、応神天皇を宿した身重の体で男装して出陣し勝利を収めた後、安産で応神天皇を産んだことでも知られています。
また出雲大社は大国主神(オオクニヌシノカミ)で、縁結びの神・福の神・商売繁盛・家運隆盛・夫婦和合を司ります。
遠野郷八幡宮は神前結婚式でも人気がありますが、安産祈願でも御利益があるとされています。ご祈祷は電話予約が必要です。
岩手県のオススメ神社その3 熊野神社(胆沢郡)
坂上田村麻呂が蝦夷討伐の道中、この地で嵐に見舞われた際に熊野権現に祈ったところ、鶴が現れ嵐がやんだことから建立されたエピソードの神社です。
熊野神社の祭神は、日本神話で日本国の祖を作ったとされる男神の伊邪那伎命(イザナギノミコト)と女神の伊邪那美命(イザナミノミコト)の夫婦二柱です。
この二柱から天照大神や素戔嗚(スサノオ)などたくさんの神様が産まれました。
また特筆すべきは境内の足尾山御祖神社(あしおさんみおやじんじゃ)です。
こちらの神社は、主に足腰などの下半身にご利益があり、安産、旅行安全をお祈りできます。是非立ち寄ってみましょう。
赤ちゃん行事にオススメな「山形県」の神社紹介
山形県のオススメ神社その1 里之宮 湯殿山神社(山形市)
御祭神は大山祗命(オオヤマツミノミコト)と大已貴命(オオナムチノミコト)、少彦名命(スクナヒコナノミコト)です。
古事記によると大山祗命は国造りしたイザナギとイザナミの間に生まれたとされ、八柱の子どもに恵まれた山の神、農業の神様です。
大已貴命とは別名で、大国主神のことを指し縁結びや福の神で有名な出雲大社の御祭神です。
大已貴命は子孫が多く繁栄したことから、古くより子宝祈願・安産祈願の信仰も深いです。
180柱も子どもがいたとされています。
少彦名命は大已貴命の国造りを手伝った、医薬・酒造・知恵などの神です。里之宮 湯殿山神社は平成2年に出来た願い牛が有名です。
子宝に恵まれない夫婦や難産の人が、神の化身とされる願い牛を触ったら子宝に恵まれたり安産で出産できたりしたという話が広がり、マスコミにも取り上げられ有名になりました。
今では県外からも子宝祈願、安産祈願に訪れる人もいる霊験あらたかな神社です。
安産祈願で岩田帯を頂けますが持参しても構いません。
山形県のオススメ神社その2 荘内神社(鶴岡市)
藩主を慕う気持ちから建立された珍しい神社です。
御祭神は荘内藩主酒井家4人の藩主です。
徳川家康に仕え、徳川四天王の筆頭と呼ばれた酒井忠次公や、同じく家康に仕えた忠次公の息子の家次公、「お米の荘内」と言われる繁栄を築き荘内に富をもたらした忠勝公、藩の財政を立て直し農民の命の危機を救い人材育成にも力を注いだ名君の忠徳公の4人です。
民のために心血を注いだ旧藩主に対する忠義心がもとで建立されたことから、開運招福・家内和合・産業繁栄の神様として信仰を集めています。
安産の御祈願も子孫繁栄として御利益があるとされています。
山形県のオススメ神社その3 大宮子易両神社(西置賜郡)
子易(こやす)と付くだけあって子宝祈願、安産祈願に御利益のある神社として地域でも名高い神社です。
歴史は古く、721年に地元の人の命の守護神として創立されました。
昔のお産は今と違いお産の途中で命を落とす妊婦さんもいるほど命懸けでした。
そのためこの神社では安産を願う安産枕の習わしがあり、無事出産するとこの神社に返すということをしてきたそうです。
今でも安産枕の風習が残り、この神社から譲り受けた安産枕で無事出産後は新たな枕を用意してお礼参りをします。
人々に信仰され守られ続けた風習と心の拠り所の神社です。
安産祈願の折には厳かな気分でご祈祷を受けたい神社です。
赤ちゃん行事にオススメな「秋田県」の神社紹介
秋田県のオススメ神社その1 唐松神社(大仙市)
子授けと安産に御利益がある神社として数多くの参拝客が訪れる神社です。
祈願成就の折には鈴を付けにお礼参りをするため、その鈴の多さから見ても霊験あらたかなことが伺えます。
通常の神社は上り階段を上った先に本殿があるものですが、ここは全国的にも珍しい下り階段を下った先に本殿があります。
樹齢300年を超える杉並木も神秘的で、秋田観光では欠かせない場所という口コミもあるほどです。
仏教導入を進めた蘇我氏との争いに敗れた物部氏ゆかりの神社で、神功皇后も祀られています。
秋田県のオススメ神社その2 太平山三吉神社総本宮(秋田市)
太平山に祀られた673年創建された歴史ある神社です。
古くから修験の山であるとともに、秋田の守護神の三吉霊神(みよしのおおかみ)も祀られています。
三吉霊神は力、勝負、勝利成功、事業繁栄を司るとされています。
安産祈願も勝利成功に繋がるので参拝してみてはいかがでしょうか。
秋田県のオススメ神社その3 綴子神社(北秋田市)
綴子は「つづれこ」と読みます。
歴史はかなり古く659年に朝廷の命を受けた阿倍比羅夫将軍が当時「ししりこ」と呼ばれたこの地にに入り八幡様を祀ったことから始まり、東北一古い八幡神社とされています。
「ししりこ」がなまって「つづれこ」になったようです。
御神木の千年桂は、子授けと安産、子育てや縁結びのご加護があると言われています。
八幡様は応神天皇のことで、母は安産の神とされる神功皇后です。
赤ちゃん行事にオススメな「宮城県」の神社紹介
宮城県のオススメ神社その1 志波彦神社・鹽竈神社(塩釜市)
志波彦は「しわひこ」鹽竈は「しおがま」と読みます。
御祭神のうち、塩土老翁神(シオツチオヂノカミ)は航海・潮の満ち引き・海の成分を司る神として崇められてきました。
そこから、人の生死は潮の満ち引きに深い関係があることと「海」が「産み」に通じるところから、安産守護・延命長寿に御利益があるとされて地域の人々から厚く信仰されてきた歴史の長い神社です。
由緒についてはあまりにも古い時代から信仰があったようで文献が少なく謎が多い神社ですが、神職養成所があったり、地域の人は人生儀礼の折々に参拝に訪れたり、日光東照宮を建立した技術を基に社殿ができたりしており趣深い神社です。
宮城県のオススメ神社その2 西方寺(仙台市)
西方寺開祖の肥後守 平貞能公は平重盛公の重臣でした。
平家が壇ノ浦の戦いに敗れた後も、平重盛公より託された阿弥陀如来の御霊像を守って源氏の追討をのがれ、遠く仙台の地に落ち延びました。
貞能公は世をはばかり名を「定義」(じょうぎ)と改めました。
このことからこの地が「定義」、阿弥陀如来様を「定義如来」と呼ばれるようになりました。
境内にある天皇塚の言い伝えは、安徳天皇の遺品が埋められ、目印に2本のケヤキを植えその菩提を弔ったとされています。
貞能公に墓標として植えられた二本のケヤキがいつしか一つになり「連理のケヤキ」と呼ばれるようになりました。
縁結びの御神木として参拝客が訪れます。
安産祈願の際に安産枕を自由に借りることができます。
お礼参りの際に一個足してお返しする習わしです。安産祈願では、持参する腹帯に安産の朱印を押してもらうこともできます。素材によるので確認してみてください。
宮城県のオススメ神社その3 登米神社(登米市)
元気な女性宮司のいる登米(とよま)神社は八幡様を祀る神社です。
八幡様は応神天皇のことで、母は安産の神とされる神功皇后です。
特筆すべきは境内にある子育神社で、御祭神は木花咲夜姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)です。
安産と子どもの成長の守護神とされています。
木花咲夜姫命は大変美しい女神で天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に見初められ妻になりました。
一夜で身篭ったことで夫から他の子ではないかと疑われましたが、天照大神の孫の子なら何があっても生まれるはずだと考え身の潔白を証明するため、自ら母屋に火を放ち炎の中で無事出産したとされています。
美しいだけでなく芯の強い女神様のご加護を受けて無事生まれるよう祈願したいものですね。
赤ちゃん行事にオススメな「福島県」の神社紹介
福島県のオススメ神社その1 飯野八幡宮(いわき市)
流鏑馬で知られる神社です。応神天皇、その母の神功皇后が主祭神です。
応神天皇は文武・勝負事の神とされ、その母の神功皇后は身重の体で腹帯を巻き出陣して勝利したのち安産したことから安産と子育ての神として崇められています。
源頼義や源頼朝ゆかりの神社でもあり、流鏑馬などもあることから県内外から参拝客が訪れる名所です。
福島県のオススメ神社その2 開成山大神宮(郡山市)
東北のお伊勢さまと呼ばれる、当時前例のない伊勢神宮の分霊を祀った神社です。
御祭神は天照大神と豊受大神、神武天皇です。
明治維新後、戊辰戦争で朝敵の汚名を受け荒れ果てた土地と人心を統一するために、皇室の御祖神を祀ろうと当時の有力者の大変な苦労と、彼らの思いに揺り動かされた明治天皇、明治政府関係者の寛大な決断により建立されました。
今では多くの参拝客が人生の通過儀礼の折に参拝してご祈祷を受けていき、地元の信仰を集める神社です。
福島県のオススメ神社その3 龍積寺(福島市)
奈良県の帯解寺の分霊を祀る静かなお寺です。
帯解寺は安産祈願と子授けで全国的にも有名で、約1200年前に子宝に恵まれず悩んだ皇后が御祈願したところ御懐妊して安産となったことから、天皇より帯解寺と名付けられました。
その後も徳川将軍家の子宝・安産祈願が成就した数々のエピソード、美智子さま・紀子さま・雅子さまと御祈願が相次ぐお寺でもあります。
奈良県まで足を運ばなくても東北で帯解寺の分霊が祀られた龍積寺で落ち着いて御祈願を受けることができます。
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