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産まれたばかりの赤ちゃんの肌は非常にデリケートです。
乾燥や雑菌など外部刺激に敏感で、お肌のトラブルを起こしやすい時期と言えます。
赤ちゃんの着る服、優しく洗ってあげるソープ、保湿剤など、赤ちゃんのお肌トラブルを起こさないために様々なベビーグッズが販売されています。
今回は赤ちゃんの肌を守るための「お肌ケアグッズ」について、その必要性やおすすめ商品など、助産師としてのアドバイスを先輩ママの口コミを踏まえて紹介していきます。
赤ちゃんの肌を守るベビーグッズ「ベビーバス」
さて、まず肌トラブルといえば「沐浴」を思い浮かべるのではないしょうか?
生後一ヵ月間は、赤ちゃん専用のバスで沐浴してあげることが大切です。
理由は、新生児の時期は特に菌に対する抵抗力が微弱なのでパパママと同じ湯船ではなく、清潔に保った専用のバスにて丁寧に洗ってあげることが必要なわけです。
ベビーバスは9割以上の先輩ママが必要性を認めており、安価なので1つは準備するようにしましょう!
そんなベビーバスにはいくつか種類があります。

ベビーバスの種類は大きく3つ!
それではベビーバスの種類も見ていきましょう。
それぞれメリット、デメリットとあるのでお住まいの環境や主な沐浴をしてあげる人にとって利便性が高いものを選びましょう。
空気注入式のベビーバス
感触が柔らかで赤ちゃんも安心!
そしてお風呂場はもちろん、キッチンや洗面台のシンクなどでも使える場所を選ばないベビーバス。
軽量で持ち運び安さも抜群。空気を抜けば収納場所も問題なし。
デメリットは、耐久性が他の種類に比べると弱く、空気を入れる手間など。
プラスチックのベビーバス
抜群の安定感から沐浴しやすいベビーバス。
床置きタイプの大きいサイズとシンクで使う対応の小さ目タイプ2種類。
デメリットは、サイズを変えようがないので収納スペースを取るところ。
また、お湯を入れたままの移動は非常に重く困難なところなど。
上記の画像はシンクで使う小さ目タイプ。
排水栓があるタイプが後片付けに楽なので人気です。
主に上記3種類。
他にもこんなタイプも!マットタイプのベビーバス
正確にはベビーマットとなりますが、洗面台のシンクに敷いて使用する沐浴専用ベビーグッズ。
準備が非常に楽で、さらに収納スペースもとりません。
デメリットは、スポンジ素材なのでお湯を張れないこと、シンクに十分なスペースがないと使えないなど。
収納スペースを優先させるならエアータイプで問題ないでしょう!
赤ちゃんのお肌ケアグッズ一つ目は「ベビーバス」。
値段もそこまで大きな違いはないものなので、必要なものとして考え、今からどこで沐浴をしていくか決めておき、住環境に合ったベビーバスを準備しておきましょう!

赤ちゃんの肌を守るベビーグッズ「ベビーソープ」
続いては、沐浴時に使うベビーソープ!
パパママが使うボディーソープや石鹸などより低刺激に作られているのが大きな特徴。
泡タイプ、固形タイプ、液体タイプと大人同様のラインナップ。
妊娠中にまず1つは準備しておきましょう!
乳児しっしんなどにも効果ありです!
助産師のアドバイス!新生児のデリケートな時期は後悔しないスキンケアを!
まず結論として、
新生児の時期やまだ小さい時期のベビーソープや保湿剤選びはめちゃめちゃ大事!
ということ。
理由としては、赤ちゃんは
- 皮膚が大人の約半分の薄さ
- 肌のバリア機能が未熟
- 汗っかき
- 肌が乾燥しやすい
という4点があげられます!!
ここを楽観視しすぎると、以下のようなトラブルが起きやすくなってしまいます。
- あせも
- 新生児ニキビ
- 乳児脂漏性湿疹
- おむつかぶれ
- アトピー性皮膚炎
- 頭皮のフケ
- 頭皮のべたつきや脂っぽさ
これらも、しっかりと対策していくことで予防は十分可能です!!

市販のベビーソープや保湿剤もおすすめ商品として紹介していきますが、家計と相談して出来れば少し値段が高くても良いと思えるスキンケア商品を選んで欲しいと思います
コスパ良しのベビーソープを探すなら!
コスパで選ぶのであれば、上記のアラウやピジョンも人気!
上記デザインのベビーソープを見かけたことがあるママパパも多いでしょう。
泡タイプのデメリットは、容器がゴミになることや、消費ペースが速く、コスパが悪いなど。
その点、固形タイプは何といっても低価格かつ長持ちするコスパの良さが魅力!
産院で活用されていることも多いので、安心して利用もできそうですよね。
上記のようなキューピーのベビー専用牛乳石鹸もあります!
固形タイプのデメリットは、泡立てる手間の存在!
最初は泡タイプで沐浴に慣れてから、コスパ良しの固形タイプに変えるのがおすすめな順番です。
他にも泡と固形の中間に位置する液体タイプのベビーソープもありますね。
液体タイプはオーガニック成分にこだわったモノなど、品質の良いものが多いです。
新生児の時期は少々高額でも、赤ちゃんに優しい成分や効果を期待できる商品にするのがおすすめです!

赤ちゃんの肌を守るベビーグッズ「沐浴剤」
赤ちゃんの沐浴時に使う専用ベビーグッズ。それが沐浴剤!
なんといっても泡立てる必要もなく、泡を使わないので滑らず沐浴しやすいのが魅力!
さらにすすぎや上がり湯が必要ありません。
手軽に洗ってあげることが出来る便利ベビーグッズです。
画像のスキナベーブは大人気商品。だいたい1本で1ヵ月といった使用間隔。
とも思いますが、赤ちゃんとの相性もあり油脂が多い赤ちゃんや汗をかきやすい時期などはベビーソープに軍配があがります。
ですが、寒い冬場などはやはり手早く沐浴してあげられる沐浴剤は利便性も高く人気商品です。
保湿成分も配合されているので安心して利用できるでしょう。
ベビーソープとの併用で上手に沐浴していくのが助産師としてのオススメ方法です。
赤ちゃんの肌を守るベビーグッズ「ベビー用保湿剤」
沐浴後の赤ちゃんにはベビー用保湿剤!
これも多くの先輩ママパパが必要性を感じています。
お肌の乾燥も赤ちゃんにとって大敵です!
毎日の沐浴後に赤ちゃんとのコミュニケーションを取りつつ、しっかりとケアをしてあげましょう。
後悔しないベビー用保湿剤ならこれ!
現在一番おすすめしているのは「ぬくもりミルクローション」。
湿・整肌・使用感・香りの全てにこだわり、ママコスメコンシェルジュがつくった「ボタニカルベビーローション」。

オススメ度 | ![]() |
---|---|
メリット | 肌トラブル予防に最適!敏感肌にも優しいボタニカルな成分! |
ポイント | コスメコンシェルジュ開発商品/多くの子育てメディア推薦 |
価格について | 少し割高な価格設定1,980円~/全額返金保証あり! |
ぬくもりミルクローションの口コミ
ぬくもり泡シャンプーと同じくカモミールの香り!一回での利用は写真のようなワンコイン分くらいです。
テクスチャーはさらっとしていて、良く伸びるので顔、おなか、腕、背中、足とまんべんなく、モチモチ肌になるまで塗っています!
塗った後の手がベタベタしないもオススメポイントですね!
娘は肌が弱いのか、しょっちゅうあせもや湿疹が出来たり、おむつかぶれで真っ赤になっていたので、「強い肌になるように~」って念じながら塗っています!
ぬくもりミルクローションに変え、さらに祈りも届いたのか、最近は健康な肌そのもので嬉しいです(笑)
保湿剤を塗ってあげる時間は、大切なコミュニケーション時間でもあります。
じっくりと愛情込めて、保湿もしてあげてください!
様々なタイプのベビー用保湿剤もチェック!
クリームタイプのベビー用保湿剤
油分が多いので保湿力に優れています。
乾燥が気になる部分や感想する季節中心に使うと良いでしょう。
ローションタイプのベビー用保湿剤
みずみずしさと伸びの良さが魅力。保湿力ももちろんあり。
オイルタイプのベビー用保湿剤
保湿だけでなく、おへそや耳掃除に使える。
肌の水分を逃さないように保湿してくれます。
ワセリンタイプのベビー用保湿剤
油分が主な成分。肌の表面をコーティングし、水分が奪われるのを防いてくれます。唇のケアにも。
成分や種類によってコスパもまちまち。オイルタイプなどは高品質なものが多い分、価格も高め。
などなど。
ベビーソープ同様、保湿剤選びも慎重に考えたいところ!
新生児の時期は少々高額でも、赤ちゃんに優しい成分や効果を期待できる商品にするのがおすすめです!
まずは1つ出産入院前に準備し、生まれてからすぐスキンケアをしてあげられる準備を整えておきましょう!
赤ちゃんの肌を守るベビーグッズ「ベビー用洗剤」
沐浴が終わったらお着替えの時間ですよね。
ここで着せてあげる肌着やコンビ服などを洗う洗剤も実は気を配ってあげると、更に赤ちゃんの肌を守ることに繋がります。
赤ちゃんの肌に直接触れる肌着を中心にベビー用洗剤は抵抗力の付いてくる1歳頃まで使ってあげましょう。
ベビーソープやベビー用保湿剤と比べたら、深刻に検討する必要もなく、コスパで選んでも問題ありません!!
ベビー用洗剤とは?
赤ちゃんの肌はとにかくデリケートなので、低刺激な沐浴剤、ベビーソープ、そして専用保湿剤と紹介しました。
洗剤にも当然理由はあります。
ポイントは、
- 天然界面活性剤の洗剤を選ぶ
- 洗剤残留質の低い洗剤を選ぶ
- 1歳頃まではお肌を守る期間
- 大人とわけての洗濯でさらに安心
といったところです。
簡単に説明を加えると、洗剤の主成分である界面活性剤は合成と天然の2種類あり、天然の界面活性剤のほうが安全性が高く、分解が早く進むので赤ちゃんには天然を選ぶこと。
さらに、洗濯後に洗剤の成分が衣服に残っていると、赤ちゃんのお肌に刺激を与えることになります。
だからこそ、洗剤がすすぎでしっかりと落ち、衣服に残りにくい洗剤がベストとなります。
上記理由があるので、1歳の誕生日頃まではベビー専用洗剤でパパママとわけて丁寧に洗濯してあげることをおすすめします。
無添加がコンセプトであるアラウの商品は大人気ですが、他にも多くのベビー専用洗剤が販売されています。
上記スノールベビーも先輩ママの愛用者が多い商品。
直接手洗いもできる成分が特徴。

赤ちゃんの肌を守れ!出産後のお肌トラブルを避けるために!まとめ
赤ちゃんの肌を守るベビーグッズは種類も予想以上だったのでは!?
大切な赤ちゃんだからこそ、丁寧に優しくママパパが守ってあげてください。
夫婦で協力し、愛情こめてお世話をすることが大切です。
助産師からのスキンケアアドバイスまとめ!
大切なポイントは、「清潔×保湿」のスキンケアを心掛けること!!
新生児の時期やまだ小さい時期のベビーソープや保湿剤選びはめちゃめちゃ大事!
楽観視した結果の肌トラブル発生とはなって欲しくないので、上記メッセージが少しでも伝われば嬉しいです。
肌トラブルはパパママによって防げます!!